『月刊群雛 (GunSu) 2015年01月号』には、痛風亭ゑびすさんの小説『詩人とアヴナルレ』のサンプルが掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューをご覧ください。
―― まず簡単に自己紹介をお願いします。
痛風亭ゑびす(つうふうてい・えびす)です。
普段はプログラマ、たまに小説を書いています。落語好き。
SF・ファンタジー・ジュブナイルあたりが好物でよく書いていますが、ほぼ未発表。趣味はプログラミング、ハードロック・ヘヴィメタル、パイプたばこ、語学・言語学。
◆ブログ:『Alimensir(アリメンシル)』
http://www.alimensir.com/
―― この作品の内容を簡単に紹介して下さい。
詩人を志す高校生という、ちょっと今時いなさそうな主人公と、金髪碧眼・眉目秀麗・明朗快活な美少女の、恋や愛とはちょっと違う信頼と友情の物語です。
主人公の詩人としての葛藤と成長物語でもあるかな。
―― この作品を書いたきっかけを教えて下さい。
作品が必要になったきっかけとしては、とあるライトノベル新人賞に応募することがあったのでそれ用に。
ライトノベルだったので、主人公は高校生、ヒロインは美少女というのがほぼ不文律な風潮があり、それに乗っかってます。そこにできるだけ地味で、同時に強い情熱を秘められそうな趣味と夢を主人公に持たせたかったので、詩人の主人公が出来上がりました。
それでもやっぱり主人公が地味なので、ヒロインはできるだけケレン味たっぷり、自分の趣味も加えて金髪のロリっ娘に。
あとは詩人の主人公が自分の力量に悩んだり、ときには挫折を覚えたり、生活のうえで折り合いをつけていったり、文芸を志す者の有様を描きたかったことが、こういう作品になったきっかけでしょうか。
―― この作品はどんな人に読んで欲しいですか?
SFよりのライトノベルがお好きな方、金髪ツインテールのロリっ娘がお好きな方、無料・配布自由なのでいろんな方に読んで頂きたいです。
―― この作品を書くにあたって影響を受けた作家や作品を教えて下さい。
書いている時はなにも感じなかったのですが、今読むとダグラス・アダムズの『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズとか、スティーヴン・バクスターの『タイム・シップ』の影響が強い気がします。どちらも大好きで何度も繰り返し読んでいるので、自然と刷り込まれてしまったのかもしれません。
―― 今後の活動予定を教えてください。
「剣も魔法もない近代風異世界ファンタジー(?)」を書いています。やや誰得な感じがありますが、いつか皆様のお目にかけることができれば幸いです。
痛風亭ゑびすさんの既刊サンプルが掲載されている『月刊群雛 (GunSu) 2015年01月号』は、BCCKSではDRMフリーEPUB(およびBCCKS独自形式)とオンデマンド印刷版(紙本)を、楽天Kobo・BOOK☆WALKER・iBooks Store・BookLive!・Reader Store・紀伊國屋書店Kinoppy・ブックパス・eBookJapan・Kindleストアでは電子版を頒布しています。下記のリンク先からお求め下さい。誌面は縦書きです。
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