NPO法人日本独立作家同盟の電子雑誌『月刊群雛』に、作家と編集両方の立場から関わることになった波野發作(なみの・はっさく)氏が、『月刊群雛』への参加方法について優しくかみ砕いたガイドを寄稿してくれました。短期集中連載ゼロ回は、波野氏からの挨拶です。
はじめに
ども、波野です。
お前は誰だって? 良い質問です。2015年になってから『月刊群雛』に参加している兼業作家の者です。野良の編集者とかフリーのライターとかを生業にしていますが、小説家としてはインディーズです。KDPやらBCCKSやらを中心に本を出し始めたところです。『月刊群雛』では『オルガニゼイション』シリーズで連載をさせてもらったりしました。編集の経験もあるので、『月刊群雛』の編集作業のお手伝いもさせてもらっています(2015年11月現在)。
つまり結果的にぼくは、奇しくも『月刊群雛』について裏からも表からも関わることになってしまったというわけです。ならば、ぼくの立場からしかわからないことを、ちょっとみなさんにも見てもらって、もっと『月刊群雛』を楽しんでもらおうとこんな記事を企画してみた次第です。
このシリーズは、あくまで『月刊群雛』の楽しみ方を、読む、書くの双方から述べています。そしてそれに付随して、買う、売る、という楽しみ方もレクチャーします。「買う読む書く売る」というのは、ぼくのやっている事業(本屋横丁)のキャッチフレーズなんですが、なんと『月刊群雛』もそういう側面があったわけです。
『月刊群雛』は成長の途中です。日々その姿は変わりつつありますので、ぼくの書いたことがいつまでもマッチしているとは限りません。レギュレーションは毎月どこか変わります。最新情報は必ず公式サイトを確認しましょう。できるだけがんばるつもりですが、ぼくはいかなる責任も負いません。あしからずご了承してからお読みください。
では、『月刊群雛』があなたのクリエイティブライフをもっと充実したものにしてくれるように、お祈り申し上げて、はじめにのご挨拶に代えさせていただきます。どうぞ、全力でお楽しみください。
【目次】
- はじめに ← いまここ
- 第1章 インディーズやろうぜ
- 第2章 群雛を読もう
- 第3章 日本独立作家同盟に参加しよう
- 第4章 群雛用の作品を用意しよう(1)
- 第4章 群雛用の作品を用意しよう(2)
- 第5章 群雛に参加しよう(1)
- 第5章 群雛に参加しよう(2)
- 第6章 群雛を作ろう
- 第7章 群雛を売ろう
- 第8章 群雛を続けよう
新レーベル『群雛文庫』本日創刊。ぼくも群雛の先輩方に混ぜていただけました。ドタバタ系SFシリーズ『オルガニゼイション』第1巻です。200円+税のお手頃価格です。ヒロイン・ジェシカをソメイヨシノさんにヴィジュアル化していただきました。
https://t.co/CzMt2kgu0s
— 波野發作@毎日イチ読13番め受付中 (@fuliefool) 2015, 11月 4
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