『月刊群雛』2016年02月号の表紙は、神谷依緒さんのイラスト『雪解鬼神図』です。これはどんな作品なんでしょうか? 作品概要・サンプルなどをご覧ください。
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作品概要
それは誰もが忘れた言い伝え。
雪解ける頃、薄氷の上に鬼は立つ。
禍恐れた人々は逃げ、贄に鬼子を差し出した。
鬼は子を憐れみ黄泉へと連れ帰った。
時流れ、鬼子は現し世に再び降り立つ。
故郷は既になく、薄氷に立つのは一人の鬼神。
彼は語る。鬼子が去った後の故郷の歴史を。
―― 雪を飲み鬼子は鬼神に生まれ出づ
雪解鬼神図
作品情報&著者情報
神谷依緒(かみや・いお)
―― まず簡単に自己紹介をお願いします
神谷依緒(かみや・いお)です。今回で3回目の表紙担当になります。
pixivとGoogle+を中心にイラストを公開、群雛文庫でもいくつかの作品で表紙を描かせていただいております。
◆サイト:『幻想録』
http://blackbirth.nomaki.jp/
◆pixiv:
http://pixiv.me/slightlycrow
―― この作品を制作したきっかけを教えてください
『月刊群雛』の表紙は可愛い女の子が多いので、大人の男性を出してもいいじゃないか? と思ったのがきっかけです。
元々はお面を描きたくて昨年11月半ば頃からずっと試行錯誤していたもので、その時から「鬼と雪」というイメージは決めていました。
―― この作品の制作にあたって影響を受けた作家や作品を教えてください
学生の頃に書いた小説でしょうか。影響というよりは、ほぼそのまま持ってきた感じです。
残酷な描写が多く、筋も破綻していてとてもお見せできるクオリティではないので、内容の公開は控えさせていただきます。
―― この作品のターゲットはどんな人ですか
イケメン好き、鬼っ子好きなあなたに。
―― この作品の制作にはどれくらい時間がかかりましたか
先の質問の通り、描き始めたのが昨年11月末頃であることと、描いていない日もあるので正確な時間は覚えていません。
多分10日以上はかかっていると思います。
―― 作品の宣伝はどのような手段を用いていますか
主にTwitterとGoogle+、最近はSkypeのプロフィールにも書いて宣伝しています。
―― 作品を制作する上で困っていることは何ですか
人工物を描くのが苦手なことでしょうか。
背景や直線的な小物を描く時は、ソフトの機能に頼ってばかりです。
―― 注目している作家またはお気に入り作品を教えてください
昔から田中久仁彦(たなか・くにひこ)さん、副島成記(そえじま・しげのり)さんの絵が好きで、見かける度テンション上がります。
ゲーム作品なら『ゼノギアス』、『ペルソナ』シリーズは特にお気に入りです。
ふ、古い。
―― 最後に、読者へ向けて一言お願いします
表紙の男性が、前回担当させていただいた表紙(『月刊群雛』2015年09月号)の男の子だと気付いた方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
気付いた方もそうでない方も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
神谷依緒さんの作品が掲載されている『月刊群雛』2016年02月号は、下記のリンク先からお求め下さい。誌面は縦書きです。
インディーズ作家よ、集え!
NPO法人日本独立作家同盟は、文筆や漫画など自らの作品をセルフパブリッシング(自己出版)している方々の活動を応援する団体です。コミュニティ運営、雑誌『月刊群雛』の発行、セミナーの運営などを行っています。
http://t.co/fGhoghLQ0R
— NPO法人日本独立作家同盟 (@aia_jp) 2015, 8月 20
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