『月刊群雛』2016年06月号には、青海玻洞瑠鯉さんの詩『Newton』が掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? 作品概要・サンプル・著者情報などをご覧ください。
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作品概要
某理系ミステリィ作家の文章が面白くて、登場するキャラクタの思考に近づきたくて、最近、また理科学(物理、化学、生物、数学)を勉強しています。
―― 理系という文学。
Newton
詩一つ『位相幾何学 トポロジィ』
ドーナツを放り込んで、ガリガリ食べる。
陶器でできたドーナツを。
信じられないくらいの、デルタ装置。
死んでいるのではなく、
生きているという、
錯覚。
ひとつの空洞に、ひとつの輪。
クラインの壺とメビウスの輪。
ね、どこまでも永久に変わらない。
そこの中を、
ずっと行き来する、
私たちと、
表裏のない、
無限の錯覚を
維持する装置と、
人間の真実を。
そして、これも、私なのだと、
錯覚して、トポロジィの中を
無限に歩く、一つの私という中身と。
※サンプルはここまでです。
作品情報&著者情報
青海玻洞瑠鯉(せいかいはどう・るり)
―― まず簡単に自己紹介をお願いします
某女子大学の学生。京都にいます。「詩人」が基本スタンスですが、短歌や俳句も作れます。
―― この作品を制作したきっかけを教えてください
森博嗣氏の作品に出会い、理系にチャレンジしようと思ったので。
―― この作品のターゲットはどんな人ですか
理系、文系問わず。
―― この作品の制作にはどれくらい時間がかかりましたか
ものの一時間ぐらい。
―― 作品の宣伝はどのような手段を用いていますか
おもに、ツイッター連携のBotを使っています。そのうえで、拡散アカウントをフォローして、広げています。アメーバのブログやフェイスブック、タンブラーも。
―― 作品を制作する上で困っていることは何ですか
本棚が必要になってきました。
―― 注目している作家またはお気に入り作品を教えてください
森博嗣氏は新書も書いていらっしゃるのですが、『孤独の価値』は好きです。また、フォトエッセイの『議論の余地しかない』、『君の夢 僕の思考』は何度も読み返しています。『的を射る言葉』も面白いです。是非、ご一読ください。
―― 今後の活動予定や目標を教えてください
就活頑張ります。
―― 最後に、読者へ向けて一言お願いします
ご一読ありがとうございました。
また今度、です。
青海玻洞瑠鯉さんの作品が掲載されている『月刊群雛』2016年06月号は、下記のリンク先からお求め下さい。誌面は縦書きです。
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