NPO法人日本独立作家同盟主催で、4月15日(土)14時から渋谷でイベント『小説ハッカソン「NovelJam」を運営側から振り返る』を行います。
2月4日(土)と5日(日)に開催された、前代未聞の小説ハッカソン「NovelJam(ノベルジャム)」。ほとんどが初対面の著者20名と編集者10名が、原則として3人1組10チームで、企画から執筆・編集・電子書籍の制作・発売まで行うという創作イベントです。
イベント終了後、参加者による自発的な参戦記がいくつも公開されるなど、高まった熱はなかなか冷めることがありませんでした。わたしたち運営側も、一度きっちりこの「NovelJam」を振り返っておく必要があると思いました。
そこで、「NovelJam」の発端からコンセプト、運営の反省点などについて、公開イベントの形で振り返ってみたいと思います。
【概要】
前半:
・群雛からNovelJamへ(鷹野凌)
・NovelJamのコンセプト(江口晋太朗)
後半:
・NovelJamの反省点(まつもとあつし)
★ゲスト:小沢高広氏・小沢かな氏
【日時】
2017年4月15日(土)
14:00~17:00ごろ(13:30開場)
【場所】
グラスシティ渋谷 10F HDE, Inc.
東京都渋谷区南平台町16番28号
【入場料】
一般 2000円
学生 1000円
正会員・賛助会員 無料
【チケット】
【ゲストプロフィール】
小沢高広(おざわ・たかひろ)
二人組漫画家うめの企画・シナリオ・演出担当。代表作『大東京トイボックス』は、テレビドラマ化もされた。他に『スティーブズ』『ニブンノイクジ』など。2010年には日本人漫画家としては初のAmazon Kindleストアによるセルフパブリッシングを行なう。最新刊は、手土産と文学をつまみにお酒を飲む『おもたせしました。』(4月8日発売)。2017年公開『劇場版マジンガーZ(仮題)』の脚本もつとめる。NovelJamには「編集者」として参加。
http://www.chabudai.com/
小沢かな(おざわ・かな)
現在、月刊コミック@バンチ(新潮社)にて航空機・グライダーを操縦する部活「航空部」を舞台とした青春漫画「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-」(既刊3巻)を連載中。4巻は5月9日発売予定。本人が学生時代に航空部に在席してグライダーに乗っていたので空を飛ぶ描写やグライダーの知識には定評がある。また、物語の舞台が埼玉県熊谷市妻沼滑空場ということもあり、埼玉県とのコラボ企画が続々実現し話題に。2017年NovelJamに「著者」として参加、初めての小説『白虹』を出版。
Twitter:
https://twitter.com/kana_ozawa_blue
Facebookページ:
https://www.facebook.com/kana.ozawa.bluethermal/
【登壇者プロフィール】
江口晋太朗(えぐち・しんたろう)
編集者、ジャーナリスト。1984年生。福岡県出身。「暮らしをアップデートする」をテーマに、都市政策や地域再生、領域を横断したプロジェクトのコンセプト設計や企画運営などを行うTOKYObeta Ltd.代表取締役。「マチノコト」共同編集、NPO法人マチノコト理事、アートプロジェクトを推進するNPO法人インビジブル理事、NPO法人日本独立作家同盟理事などを務める。著書に『日本のシビックエコノミー』(フィルムアート社)『ICTことば辞典』(三省堂)『パブリックシフト ネット選挙から始まる「私たち」の政治』(ミニッツブック)ほか。
http://eguchishintaro.jp/
まつもとあつし(まつもと・あつし)
ITベンチャー・出版社・広告代理店などを経て、現在フリージャーナリスト・コンテンツプロデューサー。ASCII.JP・ITmedia・ダ・ヴィンチ・毎日新聞経済プレミアなどに寄稿、連載を行う。著書に『知的生産の技術とセンス』(マイナビ/@mehoriとの共著)『ソーシャルゲームのすごい仕組み』(アスキー新書)『スマートデバイスが生む商機』(インプレス)など多数。取材・執筆と並行して東京大学大学院博士課程で電子書籍をはじめとしたデジタルコンテンツや出版プラットフォームやメディアの学際研究を進める。法政大学社会学部兼任講師・デジタルハリウッド大学院DCM修士。
http://atsushi-matsumoto.jp/
鷹野凌(たかの・りょう)
フリーライター/ブロガー。実践女子短期大学非常勤講師(デジタル出版論・デジタル出版演習)。著書は『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』など。ブログ「見て歩く者」で主に電子出版関連の業界ニュースを発信。
http://www.wildhawkfield.com/
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