「誰にも心を揺さぶられず淡々と生きたい」と願う30代独身女子・相原由衣。趣味は自分の孤独死を計画するため「死」に関する本を読むこと。そんなある日、書店員から「いい死に方、ありますよ」と声をかけられる。
低体温症ガール
30代女子、婚活はもう時代遅れです。
30代独身女子が、〟孤独死〟をプロデュース?!
特に美人でもお金持ちでも才能がある訳でもない、平凡な33歳のOL、相原由衣。結婚願望もゼロで、「むしろこのまま誰にも心を揺さぶられず、淡々と生きてひっそりと死んでいきたい」と願う〝低体温症ガール〟は、長い低成長が続く現代日本で生きる女性の内面をリアルに活写します。夢をもって自分のやりたいことに挑戦する訳でもなく、心を開いて友だちや恋人と付き合うこともできなかった由衣の本心を見破るように現れた書店員の掛井祐司は、由衣の甘えを優しく諭しつつ、その背中を押してくれる等身大のヒーロー。そんな掛井は由衣に「いい死に方、ありますよ」とスイスの〝安楽死ツアー〟を紹介するが――?
ネガティブゆえにポジティブでポップな死生観を軸に展開する、大人女子必読の新しい恋活=終活ドラマ。かたくなに乾いたあなたの心の扉を開くきっかけになるかもしれません。
《 サンプル 》
《 途中成果物(CC BY-NC-SA 4.0) 》
チェックポイント1(プロット)
チェックポイント2(初稿)
チェックポイント3(初稿戻し)
チェックポイント4(二稿)
チェックポイント2と4の差分
チェックポイント5(二稿戻し)
なし
《 書誌情報 》
書名:
低体温症ガール
著者:
ふくだりょうこ
編集者:
鈴木沓子
デザイン:
亀山鶴子
ジャンル:
小説
小売希望価格:
電子版 200円(税別)
体裁:
電子版 EPUB(リフロー形式)およびBCCKS独自形式
発売日:
2017年2月5日
コメント